エスカルゴ


私の名前は「エスカルゴ」。 でも、カタツムリでは、ありません!
by eekaze
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化石ヨット

b0139168_9362599.jpg

一体、何年ぶりだろう? 
久しぶりにシーポッパーに会いに行った。

随分長い間、放置状態にしてしまった。
幾度も台風に遭遇したが、飛ばされもせずよくこの場所に鎮座していたものだ。

全体を眺めて見る。
舟台のタイヤは、左右とも完全に空気が抜けている。
バウを南方向に向けて置いていたのに、なぜか北を向いている。
船体を固定したロープは、金具付きのラッシングテープだったのに
三打ちロープになり、そのロープは固まって棒のようになっている。
Oh! ミステリー?

恐る恐る、オーニングカバーを取ってみた。
スターンにYSAのシールが貼ってある。1999年だ!
そうか!
最後にレースに出たのが10年前なんだ。
そして、10年間も放置していたんだ。

まずは、タイヤに空気を入れよう。
舟のサイドを持ち上げてタイヤを外そうとしたが、まったく持ち上がらない。
・・・? ・・・?
両手で持って全力をいれる。 びくともしない。
シーポッパーってこんなに重たかったかなぁ~ そんな訳ないよねぇ。
・・・? ・・・? ・・・?
今度は、バウを持ち上げてみた。
しかし、 ・・・?
シーホッパーは、前のめりになったまま地面から離れようとしない。
完全に地面と一体になっている。
Oh! 化石になってしまったのか!
今度は、
後ろに行き、持ち上がったスターンに乗ってみる。
船体がミシミシと音をたてるが、バウは持ち上がらない。
またしても
Oh! ミステリー?

たたいてみた。 さすってみた。  
途方に暮れ、眺めては、溜息をつく。

「そうだ! ジャッキで持ち上げてやろう。」

サービスヤードへジャッキを借りに行く。
そしたら親切なサービスヤードの方々が一緒に来てくれた。

ジャッキをかける前に3人で持ち上げてみる事にした。
それでもシーポッパーは、まだ地面から離れようとしない。
しぶとい化石だ!
野次馬も集まって来た。
野次さんにも手伝ってもらい今度は、5人だ!
「せぇの~」
少しずつバウが地面から離れていく!
水平を越えた時、ザッバードーンという音と共に
バウは、跳ね上がりスターンが尻餅をついた。
ハルの中に雨水が溜まり、満タンになっていたのだ。
その時、バリバリッ! FRPの割れる音がする。
舟台で支えている部分が雨水の重みに耐えきれず割れてしまった。
その部分からも水がザーザー溢れ出ている。

「Oh!何てっこった。」

b0139168_93741.jpg


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野次馬も去って行き、一人で汚れた舟体を洗いながら考える。

「ああ~整備に来たのに壊してしまった・・・。」 「とほほ~」
「どんな台風でも飛ばなかった理由は、これだったんだなぁ。」

そうか~!

「台風対策には、舟体に水を満タンにするといいんだ!」
「みんなに教えてあげよう。」



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by eekaze | 2009-08-24 09:46 | ヨット
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