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瀬戸内国際ヨットラリーって行事が
9月28日から開催される事は、以前から知っていた。(詳細は、ここをクリック!) エスカルゴで各地へヨット旅をしていると、 自動車や風呂を貸してもらったり、 予期せぬ現地の方に、大変お世話なる事が多々ある。 とっても、ありがたい。 「いつかは、恩返しを」と思っているのだが、 直接お返しする事は、なかなか難しく・・・。 せめて、広島へヨット旅で来られた方には、 出来る事があれば、役に立つ事があれば・・・。 と、常々考えていた。 9月25日 ラリー開催の関係者MSさんから電話が入る。 「予定していたラリーのホスト艇がキャンセルになり困っている。 何とか、境が浜までエスカルゴを出してほしい。」 OH! 6日間も自分の仕事を休む準備をして、 もう一人、クルーとして同乗してくれる人を探さねば・・・。 しかも、ラリーの開催日は、3日後なんだ! 急いで有望なクルー候補、ISを呼び出す。 話をする前に、 まず一杯飲せる。 間髪を入れず、もう一杯飲せる。 まだ、普通の顔をしているので もう一杯飲せる。 少し、顔が緩んできたぞ! ゆっくり、話を切り出す。 そして、もう一杯・・・。 「Yes」の返事しか出来ない状況まで追いやって 勝手に集合日時を伝え、もう一杯。 こうして、クルーの問題は、解決した。 ----------------------------- 9月28日(土) 観音マリーナ、セミナールームにて ラリー参加者でエスカルゴに乗る、日本が初めての ドーン&ピーター ペニー&ピーター 2組・4人を紹介され、ラリーのミーティングが始まる。 ラリー総勢、約50名で半分が日本人で半分が外国人なのだ。 日本人の司会者がいきなり英語で話し始める。 ミーティングは、すべて英語で行われる。 「チンプンカンプン」なのだ。 資料の絵をみて、何となく判断する。 私の英語力は、ヨットの各部の名称と「Hallo」程度なので・・・。 夕刻より、マリーナで歓迎パーティが始まる。 広島県知事の挨拶。 何と10分以上も続く英語のスピーチ。「OH!さすが!」 数名の来賓の方々から挨拶を頂いたが、皆様 「スピーク・イングリシュ」なのだ。 日本人って、こんなに英語が堪能だったんだ! 改めて、関心する。 ----------------------------------- 9月29日 翌朝は、ピーター達の要望で日本風の朝食を準備した。 「ご飯・のり・玉子焼き・あさりの味噌汁・焼き魚」 味噌汁を飲んで、彼・彼女らは、口々に 「Oh!ビューティ」とか「Oh!グッド」なんて言ってるけど 目が美味しい目をしてない・・・。 「ボデイ・ラングレッジ」を駆使する我々には、 言葉より目で心を判断する力があるのだ。 ----------------------------------- 9月30日 朝、艇長会議(これも英語)の後、観音マリーナを出港する。 予定は、音戸経由、大三島の宮浦。 エスカルゴは、船列を離れ 呉、海上自衛隊の潜水艦基地50mまで接近する。 ピーター達が潜水艦の写真を撮ってもいいか?と言ってるみたいなので 「ヘルメットと防弾ベスト」が必用だ! さもないと、撃たれる。だから俺は、船内に隠れてる。 みたいな、説明をしたけど、彼らは、大きく笑って写真を撮りまくっていた。 猫瀬戸を通過した辺りで、エスカルゴは、また船列を離れる。 蒲刈宮盛・海の駅に入港 この港には、魚屋がある。 水槽で泳いでいた「ヒラメ」約40cmを刺身にしてもらう。 船に持って帰り、昼食は、ヒラメの「刺身」とノドクロの「アクアパッツァ」。 初めて日本に来た割には、刺身をバグバグ食べている、 しかも箸を堪能に使って・・・。 きっと地元AUSでもかなりやってるに違いない。 目がそう語っている。(深い会話は出来ない、しない・・。) ビール・ワインがドンドン消費されていく。 アクアパッツァもスープまで完食! 私が魚の頭から、目を取って食べた。 ノドクロの目、これは、かなり旨いのだ。 しかし! 外人4人は、ぶっ飛んだ! 「Oh!信じられない!野蛮人!」と言ったかどうか リアクションは、そう言っていた。 ------------------------------ 10月1日 大三島宮浦から尾道までのレグ 18マイル 午前中、神社を見学の後、船団は各々出港して行く。 市役所の方がハッピを着て見送りに来て手を振ってくれている。 しかし、エスカルゴは、なかなか出港しない。 実は、 今日の昼食は、外人達の好きな物をと考えたが・・・。 目と体の言語では、何が好きなのか判らない、 だから いっその事、冷蔵庫・キッチン・食材庫を解放して 彼らに好きな物を作ってもらう事にした。 それを食べてから、出港なのだ。 ずっと待ってもらっても気の毒なので 事情を話して役所の方には、帰ってもらった。 団体行動の苦手なエスカルゴであった・・・。 さあ! お楽しみのピーターシェフの昼食は! 本格オーブンでフランスパンを丸ごと焼く、「ガーリックトースト」 リンゴの入った「野菜サラダ」 1時間30分もかかって作った「ミートソース・スパゲッティ」 こんなおいしい料理で、ワインがまずい訳がない。 ワインの空ビンを並べると、もう少しでボーリングが出来そうだ・・・? 風はアビーム、フルセールで6ノットで走っている。 セールセット、ステアリングもピーターズがやってくれ 我々は、ホリデイになる。 バウのネットで、しばらく休んで コックピットに帰って、びっくり・ぶっ飛んだ! 思わず、出た言葉が、 「Who are you!」 いつの間に、変身したんだ! 胸のネームカードには、「BITCH」って書かれてる。 いったい何なんだ! もう、笑うしかない! 「がははっはっ!」 そして・・・。 尾道でのパーティも彼女達は、このスタイルで参加したのであった。 完全に船を乗っ取られている。 10月2日 尾道より境が浜まで 6マイル 夜、境が浜マリーナレストランにてパーティ。 エスカルゴのラリー参加は、ここまで 明日、広島へ帰港する。 数日間では、あったが 寝食を共にした人達との別れには、つらい物がある。 カンガルーのマスコットや帽子をプレゼントに頂く。 なごり惜しくて エスカルゴでの2次会も深夜まで続いた。 他の船は、すでに寝静まっているのに・・・。 10月3日 朝、寒さで目が覚めるとデッキで寝ていた。 夕べの後半は、覚えていない。 朝食を済ませ、 8:00出港。 桟橋を離れて ホーンを鳴らす。 長音2声。 「パ~ン・・・パ~ン」 マリーナにいた人たち、全員が手を降ってくれていた。 素晴らしい時間をありがとう
by eekaze
| 2013-10-05 13:58
| ヨット
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