|
「学校Ⅳ」って映画を観た。
その中で出てくる一編の詩です。
「草原のど真ん中の一本道をあてもなく浪人が歩いている。
ほとんどのやつが馬に乗っても浪人は歩いて草原をつっきっていく。
早く着くことなんか目的じゃないんだ。雲より遅くて十分さ。
この星が浪人にくれるものを見落としたくないんだ。
はっぱに残る朝露、流れる小鳥の小さなつぶやきを聞き逃したくない。
だから浪人は立ち止まる。
そしてまた歩き始める。」
エスカルゴ風に書き直すと
「大洋のど真ん中の一本道をヨットが進んでいる。
ほとんどのやつが飛行機で飛んで行く、
しかしヨットはゆっくり大洋をつっきっていく。
早く着くことなんか目的じゃないんだ。雲より遅くて十分さ。
この星が自分にくれるものを見落としたくないんだ。
セールに残る朝露、流れる風の小さなつぶやきを聞き逃したくない。
だから立ち止まる。 そしてまたゆっくり進んで行く。」
こんな感じ?
|