エスカルゴ


私の名前は「エスカルゴ」。 でも、カタツムリでは、ありません!
by eekaze
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
以前の記事
タグ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

<   2013年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧


続・電気→循環電流?

電気で走るヨットエスカルゴには、超巨大なバッテリーが必要な訳で・・・。
超巨大なバッテリーは、とてつもなく高い訳で・・・。

とてつもなく高い、超巨大バッテリー1個より、
安い小さなバッテリーを何個かつないで、同じ容量にする方が
数万円も安く付く訳で・・・。

でも・・・。
以前どこかで聞いた事がある。
バッテリーを何個もつないで使うと
バッテリー同士が電気を流し合って、
必要な電力が取り出せないばかりか
寿命も極端に短くなるらしい・・・。

そんなの嫌だ!

何か方法がある気がする。

グーグル先生に聞いてみるが、どうも解らない。
語句を変え、色々検索する事一週間。
ついにヒットした!

「やまがず太陽光発電所」様のHPで
「循環電流防止装置」って欄に
バッテリーを沢山つないでも大丈夫な方法が書いてあった。

すすッすごい! 目から鱗だ!

とある電子回路を用いて
バッテリー同士には電気が流れず、
充電・放電の時は、
ちゃんと各バッテリーへ電気が入ったり出たりする。

これで、容量の違うバッテリー同士をつないでも大丈夫なんだ!

絶対にすごい! 大発明だ!

早速、部品を取り寄せて製作にかかる。
インターネットのおかげで、
どこで売っているのか分からない部品でも
簡単に手に入る。
本当に便利な世の中になったもんだ!
ほとんどの物が発注から3日以内で届いた。

これが、電流の流れる方向を感知する
「電流センサー」
b0139168_8151698.jpg


そして、センサーからの信号をFETに伝える
「オペアンプ」
(単体の写真を忘れた。真ん中の小さい黒いの)
b0139168_8154251.jpg


オペアンプからの信号が来た時だけ電気を流す
「パワーMOSーFET」
b0139168_8164397.jpg


バッテリー同士に電気が流れるのを防止する
「ブリッジ・ダイオード」
b0139168_817211.jpg


電流センサーとオペアンプの電源15Vを作る
「DCーDCモジュール」
b0139168_8171779.jpg


それ意外は、
数個のコンデンサー・抵抗・LEDで構成されている。

老眼鏡をかけて、久々の半田付け作業が始まる。
大電流の流れる部分は、5.5スケの電線を使った。
とても小さな電子部品と
太い5.5スケの電線のアンバランスが奇妙な気がする。
b0139168_8174517.jpg


やっと半田付け終了!
b0139168_8185368.jpg


テストの結果、
充電時には、1FETのS端子に、
放電時には、2FETのD端子に
ちゃんと電気が流れている。
そして、各バッテリー端子同士の導通は無い。
b0139168_8182842.jpg

いつもだと、
この辺りで煙りが出たり、感電したりと
大変な「オチ」が待っている訳だが・・・。
どうやら、成功のようだ!
「ヤヤッヤッホー」
これで、
ヨットに取りつけて順調に作動すれば「完」なのだが・・・。

どうしても、

素直に・・・。

このまま「完」になるとは、思う事が出来ない・・・。
[PR]

by eekaze | 2013-03-26 08:30 | ヨット

電気

数十年前、私がヨットを始めたころ、
ヨットは、風で走る物と思っていた。

しかし、今は・・・。

電気で走る物だと気づいた。
まずは、
オートパイロット
これが無かったら、トイレも行けない。
GPS
これが無かったら、どこに居るのか解らない。
パソコン
これが無かったら、天気予報が分からない。
冷蔵庫
これが無かったら、ビールが飲めない。
アンカーウインドラス
これが無かったら、アンカーを上げる事が出来ない。
(オールチェーンは、重い)
まだまだある。
電動ウインチ
これが無かったら、セールを上げられない、かも?

もっともっと電気製品がヨットには、積まれている。

だから、電気(バッテリー)は大切なのです。
--------------------
バッテリーは、
フル充電で、電圧が13.8V辺りを指す。
そして、使って行くにつれ電圧が下がり
12V以下になると充電が必用になる。
また充電すると、13.8V辺りまで戻る。
これが、正しいバッテリーだと、グーグル先生に教わった。

エスカルゴの場合
b0139168_9394365.jpg

何日もかけて充電しているのに・・・。12.4V。ショボ!

15分くらい冷蔵庫を駆動していると・・・。
b0139168_9425357.jpg

見る見る下がり・・・。11.8V。何で?

驚いて、目を丸くしていると・・・。
b0139168_944261.jpg

ピーピー鳴きながら、「ボルテージ・ウワーニング」と英語が出てきた。

「これは、やばいかも?!」

液を補充し、ガンガン充電して、緊急・延命治療を施した。

が、しかし・・・手厚い介護のかいも無く・・・。
息を吹き返す事は、無かった。
b0139168_949677.jpg

140Ahの巨大バッテリーは、3個並列に手をつなぎ・・・。

「おおおぉ~何でそんなに早く逝っちまうんだ!」
「お前たちは、高いんだぞ!」
「・・・。」

安らかに、お休みなさい。

「合掌・礼拝」
[PR]

by eekaze | 2013-03-22 10:00 | ヨット

衛生検査

ヨットの航海記などを読んでいると、
外国の港へ入港するとき「Q旗を掲げて」入港
なんて書かれている。
b0139168_1044851.jpg

「Q旗」
黄色い旗で模様がないので分かりやすい。
国際信号書によると
「本船は、健康である。検疫上の交通許可を求める。」
って意味らしい。

事前に船舶の衛生検査を受けて証明書をもらっておくと
外国の港での検疫がスムーズに行われるらしい。

できる事は、やっておこう!

広島検疫所に電話して必要書類をメール添付で送ってもらった。

何と・・・。

「事前準備書類リスト」ってファイルを開けてみると

1.船舶国籍証明書
2.国際総トン数証明書
3.既存の船舶衛生管理(免除)証明書
4.乗組員リスト
5.過去30日に寄港した港のリスト
6.食料の出入記録又は購入記録
7.保管温度記録医療記録
8.医療訓練証明書医薬品・消毒剤・殺虫剤リスト
9.医療ガイド、医療便覧 
10. 医療支援を受けるための無線局リスト又は連絡先
11. 水質検査結果書消毒装置等の保守手順書

こんなに、書類有る訳無い・・・。
用意できるのは、先日ゲットした
「船舶国籍証明書」一枚のみ、なんだ・・・。
電話で問い合わせると
「それでもいいですよ!」と言われる。
何だか拍子抜けするが、
いいことは、いいことなので感謝する。

電話で打ち合わせの上
船での検査の日を3月6日に
ホームポート沖野島で実施する事になった。

------------------------
当日、

ネイビーブルーの制服と安全靴・白ヘルメットで身を固めた
係の女性がやってきた。

申請書と手数料16,430円(収入印紙)を渡した後、
係の女性は、手にした書類を見ながら
口頭で質問を始める。

たとえば、

「この港に入港されたのは、いつですか?」
「・・・。」「ずっうと、ここに居ます。」

「この船の主な航行エリアは?」
「・・・。」「この辺りです。」

「食料品は、どこの代理店で購入しますか?」
「・・・。」「近所の八百屋と魚屋です。」

「医療記録は、ありますか?」
「・・・。」「病気は、船酔いと2日酔いだけですので・・・。」

「水タンクの清掃記録は?」
「・・・。」「掃除してません。」

「医療ガイド・便覧はありますか?」
「・・・。」「家庭の医学があります」

「ねずみ捕りは、ありますか?」
「・・・。」「わかめ捕りならあります。」

係の女性は、笑いもせず
どんどん質問を浴びせてくる。
こちらも正直に答える。
いたって正直に・・・。
正直に答えるほど
ますますトンチンカンな問答が続く。

質問の後、船内・ロッカーを見てまわり
無事、船舶衛生検査は終了する。

終了後、その場で(速い!)
「船舶衛生管理(免除)証明書」が発行されたのであった。
b0139168_10525049.jpg


最後に、
船内にあった缶詰・レトルト食品・置き薬が
ほとんど消費期限が切れていたので廃棄するよう指摘された。
そして、係の女性は、帰って行ったのである。

「あッ お茶を出すのを忘れていた!」
[PR]

by eekaze | 2013-03-08 11:00 | ヨット