エスカルゴ


私の名前は「エスカルゴ」。 でも、カタツムリでは、ありません!
by eekaze
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テンダー造り

幅80の板をカットして24mm3枚にしました。
厚さが12なので、2本重ねて24mmの正方形の角材を作ります。
25mm程度の角材なんて、ホームセンターで売ってそうな気がしますが・・・。
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こちらは、ベニヤをカットしたパーツです。
雨が降ったり、寒くなったので屋内へ避難です。
シナベニヤの色が白っぽいので、ステインで着色してます。
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強度の必要な部分は、
5.5mmベニヤ2枚を接着して11mmにしました。
エポキシ樹脂の扱いが何となく解ってきた!
「ウシ・ウシ」
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さあ!
今度は、側板の
「エポキシコーティング」だ!
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by eekaze | 2010-10-28 09:41 | ヨット

必死の生還

9月12日、
1年ぶりにシーホッパーで出場するヨットレースの日だ。
朝6時起床、睡眠も充分!
朝食もしっかり取り、用便も済ませ、万全の体制でレース海面に向かう。

レーススタートは、10時30分。
阿多田島から五日市沖までのコースだ。

スタート1時間前、

ほとんど無風だったが、少しずつ風が湧いてくる。
南よりの風だ!
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天気もいいし、この風は、きっと8~10ノットの安定した風速なるだろう。
そうなれば、右側の沖海面が断然有利になる。
その理由
1.新しい風は、右後ろから吹いてくる。
2.潮流は、「連潮」だ。右の方が流れが速い。
3.大型艇団の風下(左海面)に位置すると、風を遮られて大型艇団が通過するまで止まってしまう。

何が何でも、1番右からスタートして船団の右側を走る事に決めた。


本部船のピッタリ近くでセールをシバーさせたり、
ブームを押してバックしたりしてヨットを止めスタートを待つ。

3分前だ。

離れていた大型艇が集まってくる。
「◎成丸」に「スタートには、まだ早いよ!」と声をかけたが
何食わぬ顔でラインへ入って行き、左方面へ消えて行った。

1分前になった

今度は、「○○マジック」がやって来た。
俺と本部船の間へ入ろうとする。
何て野郎だ!
「しもど~」大声で叫ぶ!
しかしまた
何食わぬ顔で風上を通過してラインへ入って行き左方面へ消えて行った。

大型艇から完全に無視られている。

10秒前
自分の回りが、ぽっかり穴の空いたようになる。
「よし!ラッキー!このままスタートだ!」
リコールしては、いけないので少しベアしてスタート!
「よ~し!最高のスタートだ!」
予定通り1番右からジャストスタートできた!
「突っ走るど~」

でも、大型艇は、早いのだった。

2列目からスタートした「フレ○ズ」が、ものすごいスピードで風下を通過して行く。
「ヒャ~何じゃこりゃ!」

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今度は、
そのまた遅れた「○○ヒロシマ」が右風上後方からやって来る。
「ディンギーがおるど~」とか頭上のデッキから聞こえてくる。
かち上げてやろうか、と思うが接触して大破するのは、こちらだし・・・。
すでに風を奪われコントロール不能になっている。
頭を下げ、ネズミ色の巨大な艦艇が通り過ぎるのを待つ。
「クワバラ・桑原」

その後は、どんどん右方向へコースを取る。
回りに邪魔をするヨットは、いなくなった。
全艇、自分の左に見える。
同じクラスの小型艇を探す。
「ええど・ええど!皆様、はるか後方にいらっしゃる、そのまま付いておいで・・!」

小黒神島を通過するころには、
風速も上がり、時々ハルがブーンと唸りプレーニングを始めた。
大型艇団の後方グループは、まだ後ろを走っている。
その時点で12~15ノットまで風が上がっていた事など
気づくはずもなかった。
風向もアビームからランニングまで変わって来た。
不規則なローリングを繰り返す。
時々、小さいしわの寄った波が通過して行く。
(ブローだ!)
その時、ヨットは、一瞬身震いをしたかと思うと
あらぬ方向に勝手に突っ走って行く。
完全に、ご主人様のコントロール下から離れている。
--------------------
詳細は、覚えていない・・・。
気が付くと自分は、海に浮いてる。
ヨットは、横倒し・・・。
そうだ! 沈したんだ。
急いでヨットを起こそう!
ふと見ると、手ぬぐいが流れている。
そいつを回収して、センターボードへ登ろうとするが
手ぬぐいを手に持っていたのでは・・・。
手ぬぐいを口にくわえる。
「しょっぱ~い」
我慢できない・・・。
吐き出すしかない。

何やってんだ!
早く起こさなくては・・・!。

手ぬぐいをあきらめ、
ヨットを起こし、セーリングを始めた時には、
後続艇に抜かれ2番になってしまった。

でもまだ先は長い。充分挽回出来る距離だ!
「がんばる~カンガルー?」
念力ビームを発射する。
「お前も沈するんだ!」
その時、後方に迫っていた3番手のオレンジが「沈」した。
念力ビームは、後方へ発射されたようだ。

少しずつだが、確実に追いついている。
が、風速もどんどん上がってくる。
きっと、ブローで20ノットはあったに違いない。
ここで、再度「沈」するとこのレースは、絶望的になる。
でも、この風速と波を乗り切る技量は、
俺には、無い!絶対無い!
乗ってるだけで精一杯なのだ。

どういう訳か、
江ノ島あたりで、先行艇と並ぶ。

「沈」を恐れるあまり、積極的なセーリングが出来ない。
また、先行される。
念力を発しながら後を追うが・・・。

力つきたのは、自分であった。
変な三角波でローリングした時、アンヒール沈だ!
ヨットを起こしてセーリングを始めたとたん
また「沈」・・。
マストに水が入ってバランスが悪くなってる。
また、風も上がってきた。
五日市に近くなって波も悪い。三角波だらけだし・・・。
これ以上無理をして怪我をしてはいけない。
完沈になった船底の上で一休みして、回りを見る。
3番手は、後方だが見えない。
先行艇は、そのまま突っ走っている。
落ち着いて、ヨットを起こし、ロープ類を整理する。
その時、飲み水のペットボトルが流れて行った。
マストから水が出るのを待ってセーリングを始める。

いくら、落ち着いても風と波が収まる訳ではない。
体力の限界は、随分前に超えている。
ヨットの中央に乗っていると、バウが波に突っ込みコックピットまで水没する。
俗に言う「潜水艦・状態」になる。
後ろに乗る。
尻を付けて座るとローリングに対応出来ないので
中腰のままバランスをとり続ける。
太ももが痛い!
「あぁ~ 帰りたいよ~」
「もう悪い事は、しませんから~」
「許して~」

おっおっおっ!
はるか前を行く先行艇が「沈」した。

しかし
吹きすさぶ風と波に、もて遊ばれた体と心は、
先行艇を抜き去る事より、生還する事しか考えられなかった。

フィニッシュ後、マリーナまでの間
岸壁近くは、もっと悪い波の状態になっていた。
ジャイブすれば、確実に沈する。
タック回りで舷を変え、へとへとになってマリーナへ着いた。
しばらく、立ち上がる事が出来なかった。




--------------------------
「失った物」
緊急用に防水の袋に入れて持っていた携帯電話。
液晶画面が・・・。
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「得た物」
全身・筋肉痛 
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by eekaze | 2010-09-14 10:57 | ヨット

10年ぶりの「ディンギーレース」

 予報通りの爽やかな朝になった。
空に向かって大きく深呼吸をし、マリーナへ向う。

すでにシーホッパーは、フリッパーに繋がれ出陣を待っている。
「よぅ~し、いざ出陣だ!」

レーススタート海面に、1番のりで到着。
「さい先いいぞ!」

 過去のレース展開を考えると大竹よりのコースを走った艇が上位になっている。
それにあやかる為、下マークあたりをうろうろと漂う。
この歳になるとセーリング技術や体力では、他の若い者にかなう訳がない。
ここは、経験回数とデーター量で勝負だ!
データーベースでは、間違いなく大竹コースと出ている。

しかし、
風は序々に右(大竹と反対方向)へと振れてくる。
作戦変更だ! 
上(本部船)のあたりが、かなり有利になった。
時間は、10分以上ある。さっき計った時は、上から下まで3分で行けた。
「よっし上へ行こう。」

「あれ~何だこりゃ!」
大型艇の壁が出来ている。
そのおかげで、まったくの無風状態になって止まってしまった。
どうしようも無い。
時計を見ると、すでに1分前を切っている。
「最悪・・・だ。」「スタートラインまで到達出来ないじゃん~」
呆然として、大型艇が出ていくのを見送る。
大型艇団が走り去って、やっと風が来た。

気を取り直して「さあ~出発だ!」
しばらく走って回りを見ると後方にライバルの小型艇が数艇見える。
どうやら、奴らもスタートを失敗したようだ。
ひょっとしたら俺は、トップ?
「よっしゃ。」急に元気になってきた。
時折入るブローにもフルハイクで立ち向かう。
いつもは、数分しか出来ないフルハイクも、なぜか全然疲れない。
後続艇がどんどん小さくなって行く。
トップを確信したその時、
先行する大型艇のセールの向こう側からオレンジ色のシーポッパーが現れた。
「OH! 凄いやつがおった!」「これは、かなわんかも。」
急に太ももから疲れが噴出してくる。 
お尻を舟の中に入れて休もう、わぉ~!オーバーヒールだ、
下側のガンネルを海水が洗っている。
これでは、だめだ! シーポッパーは、キープフラットだろ?。
自分に言い聞かせ、お尻を舟の外に出し舟を起こす。
「うううぅ~きつぅい。」

最初のポイント可部島では、オレンジが数百m先行して通過する。
そこからは、風が後ろになる。
ハイクアウトから解放された。
「楽くぅ~」
待ってろよオレンジ! これから追いつき、抜かしてやるからな。
後方から念力ビームを送る。
しかし、離れ過ぎてビームが届かない。
俺のビームは、声が届く距離しか通用しないんだ。
オレンジは、真後ろから風を受けて最短距離を走っている。
同じ事をやってたんじゃ、追いつかない。
よし、ジャイブ攻撃だ!
オレンジの後方を右へ行ったり、左へ行ったり何度も繰り返す。
確かに、スピードでは勝っているが、距離を走る為、近づいたようで近づかない。
これだけ、後ろをチョロチョロすると何か意識して行動を起こすはずだが、
オレンジは、全く動じない。ひたすらデッドランで最短距離を走って行く。
「ふてぇ野郎だ。」
次のポイント筏の角を通過し宮島水道に入る。
このまま真っ直ぐ行けばフィニッシュだ。
筏寄りにいい風が吹いている。オレンジもぴったり筏に寄せ真っ直ぐ走っている。
ここでジャイブ攻撃をすると風の悪い大野側へ行って、もっとひどい事になる。
セールを一杯出し、センターボードも引き上げ、ブームと反対側にアンヒールさせる。
オレンジの真後ろからデッドラン攻撃を開始する。
ブランケットに入れるには、距離が離れすぎている。
集中し最大パワーで念力を送る。
「おやっ!」 ビームが届いたのか、
突然、オレンジがジャイブをした。風の悪い大野側へコースを変えたんだ。
フィニッシュラインも見えて来た。
最後のチャンスだ! 集中力が一気に高まる。アドレナリン噴射!
オレンジがやっていたように、今度は俺が最短距離を真っ直ぐ走る。
海峡の右と左に別れているものの、ほとんど同じ位置まで追いついた。
絶対に風は、こっちがいい。
2艇は、並んで、吸い込まれるようにフィニッシュラインへ入った。

こんな事があるのだろうか、同時着で計測された。
1番が2人になったんだ。

「ああ、おもろかった。」

来年もシーポッパーで出ようかね~

上手な人は、出場しちゃダメだよ~
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by eekaze | 2009-09-14 12:01 | ヨット

時代は、カーボン

化石となって発掘された「シーホッパー」の続編です。

ハルに空いた穴は、FRPを貼って修理した。
ただ、FRPを貼っただけで仕上げも何もしてないので
表面がゴツゴツしている。
まあ、水が入らなければ、OKとしよう。

艤装品をチェックした。
まず、マストの最下部が無い。
そして、ティラーとエクステンションも無い。
ライジャケは、ファスナーが固着して動かない。

艤装品置き場の倉庫は、
一応、自分の置き場区画は、あるのだが、
学生・ジュニア・皆んなが使ってる倉庫なので色々な物が混在して
長期に渡って放っておくと、行方不明品が出てくる。

マストは、ジュニアのマスト置き場に混じって置いてあった。
しかし、ティラーがいくら探しても見つからない。
シーホッパー用のティラーは、たくさん有るが、全部タイプⅡ用でアルミ製だ。
私のシーポッパーは、タイプ1(かなり古い)なので木製で取り付けも違う。

探すのをあきらめて、製作する事にした。

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まず、ホームセンターで角材を入手する。
30×40×1500のサイズ、1本 198円。
なんちょ、安い!

ちょうどいい長さに切り、手元になるぼど細くなるよう
丸のこ・サンダーを使い加工する。
外国の杉材と思われるが、とても柔らかく加工が簡単だ!
最後にピンを入れる穴をあけて完成!

しかし、
塗装も何もしてなく、ただ削っただけの棒なので
何だか品がない。
「うん~これでは、弱(遅)そうだ! 見てくれだけでも強(速)そうにしなくては!」

「そうだ! 最先端のカーボンにしよう!」

さっそく、カー用品店でカーボン柄のカッティングシートを買ってきた。

どうだ!
30年以上経過の「S.hopper」が、こんなに強(速)そうになったど~
今度は、マストもブームもカーボンにしようかね。

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by eekaze | 2009-09-03 09:40 | ヨット

化石ヨット

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一体、何年ぶりだろう? 
久しぶりにシーポッパーに会いに行った。

随分長い間、放置状態にしてしまった。
幾度も台風に遭遇したが、飛ばされもせずよくこの場所に鎮座していたものだ。

全体を眺めて見る。
舟台のタイヤは、左右とも完全に空気が抜けている。
バウを南方向に向けて置いていたのに、なぜか北を向いている。
船体を固定したロープは、金具付きのラッシングテープだったのに
三打ちロープになり、そのロープは固まって棒のようになっている。
Oh! ミステリー?

恐る恐る、オーニングカバーを取ってみた。
スターンにYSAのシールが貼ってある。1999年だ!
そうか!
最後にレースに出たのが10年前なんだ。
そして、10年間も放置していたんだ。

まずは、タイヤに空気を入れよう。
舟のサイドを持ち上げてタイヤを外そうとしたが、まったく持ち上がらない。
・・・? ・・・?
両手で持って全力をいれる。 びくともしない。
シーポッパーってこんなに重たかったかなぁ~ そんな訳ないよねぇ。
・・・? ・・・? ・・・?
今度は、バウを持ち上げてみた。
しかし、 ・・・?
シーホッパーは、前のめりになったまま地面から離れようとしない。
完全に地面と一体になっている。
Oh! 化石になってしまったのか!
今度は、
後ろに行き、持ち上がったスターンに乗ってみる。
船体がミシミシと音をたてるが、バウは持ち上がらない。
またしても
Oh! ミステリー?

たたいてみた。 さすってみた。  
途方に暮れ、眺めては、溜息をつく。

「そうだ! ジャッキで持ち上げてやろう。」

サービスヤードへジャッキを借りに行く。
そしたら親切なサービスヤードの方々が一緒に来てくれた。

ジャッキをかける前に3人で持ち上げてみる事にした。
それでもシーポッパーは、まだ地面から離れようとしない。
しぶとい化石だ!
野次馬も集まって来た。
野次さんにも手伝ってもらい今度は、5人だ!
「せぇの~」
少しずつバウが地面から離れていく!
水平を越えた時、ザッバードーンという音と共に
バウは、跳ね上がりスターンが尻餅をついた。
ハルの中に雨水が溜まり、満タンになっていたのだ。
その時、バリバリッ! FRPの割れる音がする。
舟台で支えている部分が雨水の重みに耐えきれず割れてしまった。
その部分からも水がザーザー溢れ出ている。

「Oh!何てっこった。」

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野次馬も去って行き、一人で汚れた舟体を洗いながら考える。

「ああ~整備に来たのに壊してしまった・・・。」 「とほほ~」
「どんな台風でも飛ばなかった理由は、これだったんだなぁ。」

そうか~!

「台風対策には、舟体に水を満タンにするといいんだ!」
「みんなに教えてあげよう。」



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by eekaze | 2009-08-24 09:46 | ヨット